t>

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は9日、経営再建のため車種を最大半減させる計画を発表した。ドイツメディアによると、10万人規模の人員削減やドイツ国内4工場の閉鎖も検討しており、実現すれば自動車業界で過去最大のリストラになる可能性がある。
電気自動車(EV)に強みを持つ中国メーカーとの競争激化や、トランプ米政権の関税強化で経営環境が悪化しており、VWは合理化を急ぐ。従業員側は反発しており、交渉は難航しそうだ。
VWは車種を「最も魅力的な市場分野」に段階的に集中させる方針を表明した。付加価値の高い製品や技術に経営資源を集め、競争力を高める狙いだ。
車両を開発・生産するためのコストや間接費も削減する。年間生産能力を1000万台から900万台に引き下げ、過剰な生産能力を適正化する。
さらに工場の稼働率を向上させることも打ち出した。再建計画の成否が注目される。